今日の一言
高齢者の水頭症の治し方(老年精神医学会webより)
掲載日: 2020年12月23日 @ 0:04

皆様へ

一昨日の夕方昨日の午前中水頭症のセミナーとシンポジウムがありました。

89歳でシャント術を受けて91歳の現在でも、しっかりとされているご本人と奥様の幸せそうな動画が印象的でした。
シャント術を受けた後に、リハビリをする意欲がご本人とご家族にあることが、よりよく治るためには重要だと思いました。
脳神経外科の先生に紹介しても、シャント術の適応はないと言われると視聴された先生からコメントがありました。「タップテスト(太い穿刺針で腰椎穿刺をして脳脊髄液を30cc排除。歩行障害、認知障害、排尿障害の改善を調べる検査。歩行障害の改善が最も検出しやすい)をして症状が改善した」とのコメントをつければシャント術を考慮していただける確率があがるかなと思いました。そのためには、タップテストが実施できることが重要で、ふらつきながらでも、お一人で歩行できる間に、受診することが大切だと思いました。若い精神科の先生は、初期臨床研修で腰椎穿刺を経験しているため、抵抗が少なく、逆に皆がしたいと積極的とのことで、頼もしく思いました。
大人の水頭症のリスク遺伝子が同定されたとのことなので、水頭症の薬が出来る日も遠くはないと思いました。
シャント術で、認知障害、歩行障害、排尿障害が治るだけでなく、BPSDも治ることは素晴らしいことだと思いました。

WEB参加登録が必要ですが、2021年1月12日より録画が配信されますので、ご覧いただければ幸いです。

数井裕光