マネさんの投稿:排便があったことを忘れ浣腸や自己判断の服薬を繰り返す・・(第317報)

配信日: 2022年2月7日

皆さん、こんにちは。

本日は、89歳、女性、要介護2のアルツハイマー病の方のケア体験をご紹介します。

ご自宅で「排便があったことを忘れ、浣腸や自己判断の服薬を繰り返す」という状況に対して、「週単位の排泄管理シートを作成しトイレに置き、排便時に〇を付けてもらうようにした」ところ、うまくいったとのことです。

浣腸や便秘薬を過剰に使用すると、腹痛、下痢、脱水などが生じ、身体面のみならず精神面にも悪影響が出る可能性があります。素早い対応が必要な状況だと思いました。
今回の対応法を考える際に、排便があったことを忘れてしまう部分に注目するのではなく、自己管理しようとしている部分を評価した。そして「自己管理はできているから記録にも残そう」と提案したことで、自身でも排便確認ができ納得できるようになり、便秘への固執が減少したとのことです。

自主性と出来ることをうまく活かすことで、ご本人の自己効力感も高まったと思います。ケアの専門家の鋭い観察に基づいた素晴らしい対応法だと思いました。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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