すずらんさんの投稿:「口紅が無くなった。孫が盗った」と言う・・(第298報)

配信日: 2021年9月27日

皆さん、こんにちは。

本日は、先週のメルマガでの私のお願いに呼応して、投稿していただいた(?)ケア体験をご紹介します。

99歳、女性、要介護2のレビー小体型認知症の人が、「口紅が無くなった。2~3本あったのに!孫が盗っていった」と言ったので、「新しく口紅を購入し手渡した」ところ、うまくいったとのことです。「鏡台を探したが、使い切った口紅が1本あったのみだった」、「物忘れが進んだ自覚がなく、いつもの場所に物がないと『家には鍵をかけているので、外からの者やない!』と結論づけて、いろんな場面で『家族が盗った』と言う」と加筆していただいています。

さらに「『つげの櫛が無くなった。孫が持って行って使う!』と頻回に言う」という状況もあり、これに対しても、「つげの櫛を購入して手渡した」ところ、うまくいったとのことです。「手渡した時に、本人は『櫛が無くなった』と言ったこと自体を忘れていて、『あらっ!櫛はあるのに』と言いながら受けとったが、それ以後、孫が櫛を盗ったと言わなくなった」と加筆していただいています。

ポムムさんのケア体験で登場した「口紅」と「櫛」が、今回のケア体験でも登場したことに、とても驚きました。この2つの物品は、「無くなった、盗られた」という対象になりやすく、かつ「購入して渡す」という対応法が有効な物なのかもしれないと思いました。

ポムムさんすずらんさんの今回のちえのわnet上での情報共有・交流をとても嬉しく思いました。このようなちえのわ連携がさらに活発になるように知恵を絞りたいと思います。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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