マネさんの3つの投稿:徘徊する/行方不明になった・・(第288報)

配信日: 2021年7月19日

皆さん、こんにちは。

本日は、徘徊に関する3つのケア体験をご紹介したいと思います。

最初は、95歳、女性、要介護4のアルツハイマー病の人のケア体験で、「昔、通っていた医院に薬をもらいに行こうとして行方不明になった」という状況に対して、「お薬カレンダーが空にならないようにセットした」ところ、うまくいったとのことです。ご本人が外出しようと思われた理由を明確にして、その原因に対応して、徘徊を軽減させた理想的な対応法だと思いました。

次は、80歳、男性、要介護3の血管性認知症の人のケア体験で、「家にお邪魔したいと伝えた」ところ、うまくいったとのことです。「家に来てくれるので、家でお待ちしよう」と思っていただき、徘徊の頻度を減らすという、徘徊の原因に関わらず実践可能なお声かけだと思いました。徘徊の頻度は比較的少なく、記憶障害も軽いという血管性認知症の人の特徴を有し、さらにご自宅にお住まいで、孤独感や不安感が強い方に有効だと思いました。

最後は、91歳、女性、要介護4のアルツハイマー病の人のケア体験で、「通所サービスを増やしたり、訪問介護を導入するなど介護サービスを調整した」ところ、うまくいったとのことです。徘徊は、ご本人が怪我や事故に遭遇する可能性がある行動なので、直ちに中止・軽減させたいです。入所や入院をお願いせざるを得ないこともありますが、その前に在宅介護サービスを増やすという対応は非常に現実的で実践的な方法だと思います。

視点の異なる上記3つの対応法は、皆様の参考になると思いました。是非とも実践していただき、その結果をご投稿いただければ幸いです。

それでは、また来週。

数井裕光
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