Keishaさんの連続投稿:おむつのはき直しを拒否する・・(第264報)

配信日: 2021年2月1日

皆さん、こんにちは。

本日は、同じ認知症の人に関する2つのケア体験をご紹介いたします。

ご自宅で生活されている83歳、男性、要介護2の血管性認知症の人が、おむつをうまくはけなかった時に、「『はき方が間違ってる』と伝えて、はき直しをしてもらおうとした」ところ、うまくいかなかったとのことです。

「ご本人は、はき方を間違っていないと思っているので、何故、間違っていると言われるのかがわからない」、「間違いを指摘されるのが、不快なのかもしれない」、「おむつを使うことを、ご本人が不本意に思っていることも、関係しているのかもしれない」と加筆していただいています。

そこで、「『パンツの前後ろが逆だよ』と伝えて、はき直しをしてもらおうとした」ところ、うまくいったとのことです。

こちらのケア体験には、「『はき方が間違っている』と言った時はうまくいきませんでしたが、『前後ろが逆』と言ったら、けっこうな確率ではき直してもらえています」、「『はき方が間違っている』ではなく『前後ろ逆』と伝えたことで、はき直す必要があると思ってもらえたのかもしれない」、「(最初の対応法は、)『間違い』という言葉に良い感じがしなかったので、受け入れにくかったのかもしれない」、「具体的で、ご本人も『はき直した方がいい』と思える理由の方が、伝わりやすいようです」と加筆していただいています。

「間違い」という言葉を使わずに、「はき直す必要があると思ってもらえる、具体的な内容を告げる」方が良いということが、よくわかる2つのケア体験だと思いました。皆様のお役に立てば幸いです。

それでは、また来週。

数井裕光
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