こなつさんの連続投稿:食事を食べてくれない・・(第262報)

配信日: 2021年1月18日

皆さん、こんにちは。

本日は、先週先々週のメルマガとは異なり、同じ認知症の人に関する2つのうまくいったケア体験をご紹介します。

ご自宅で生活されている87歳、女性、要介護2のアルツハイマー病の人が、「食事を食べるように促しても、『母親に食べてもらわないといけない(生きていると思いこんでいる)』と言い、食べてくれない」という状況になりました。

そこで、「『お母さんはもう食べ終わったよ』と伝え、自分のお膳に注意を向けさせた」ところ、うまくいったとのことです。

また同様のことが生じた別の時には、「『お母さんの分は、これから買い物をして調理する予定である』と伝えた上で、夕食用に作ったものを先に見せ、『これをお母さんに食べてもらおうね』と言った」ところ、この時もうまくいったとのことです。

両対応法の共通点は、「ご本人の世界に入って、安心していただけるお声かけをする」ということです。以前のメルマガでも書きましたが、「ご本人の間違った考えを肯定した行動、そのための演技など」が必要な場面もあると思います。

「毎回同じ言葉かけでうまくいくとは限らないので、対応方法をあらかじめ複数考えておくようにしている」と加筆していただいています。こうすることで、ケアする人にも心の余裕ができて、より優しく、穏やかに対応できるのだと思います。また今回の2つの対応法は、ともに容易にできることなので、それぞれの成功率も知りたいですね。

認知症ちえのわnetを見れば、どんな場面に対しても、成功率が高い2、3個の対応法を知ることできるようにしたいと思っております。引き続きケア体験の投稿をお願いいたします。

それでは、また来週。

数井裕光
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