こなつさんの投稿:薬を飲み忘れる(グッズの活用)・・(第257報)

配信日: 2020年12月14日

皆さん、こんにちは。

本日は、75歳、女性、要介護1のアルツハイマー病の人のケア体験をご紹介します。

「薬を飲み忘れる」という状況に対して、「薬カレンダーと『デジタルの日めくりカレンダー』を併せて利用した」ところ、うまくいったとのことです。

「他県に住んでいるご家族が、電話で確認していたが、実際は飲めていなかった」、「薬が飲めていなかったのは、日がわからないことが理由として考えられたため、デジタルの日めくりカレンダーを導入した。定着するまでに1ヶ月程かかったが、見る癖がつくと、薬の飲み忘れが減った」と加筆していただいています。

たぶん、ご本人は、お一人暮らしで、「ケアする人が、定期的に、薬カレンダーに薬をセティングして、さらに、ご家族が服用すべき時間に電話をして、飲んだことを確認する」という対応法をとっていたのだと思います。そして、この電話には、「飲んだよ」とご本人は返答していたのだと思います。

今回の対応法の素晴らしい点は、ご本人が苦手な手順を見極めて、それに対して的確に対応されたことです。「デジタル日めくりカレンダー」も、無用な機能がなく、今日の日付だけが、大きく表示されるものだと推測します。

認知症の人の服薬遵守はとても大切です。アルツハイマー病の人とレビー小体型認知症の人に対しては、認知症症状の進行抑制効果が確認されている薬があるので、副作用などが無ければ、規則正しく長期的に服用することが望まれます。また高血圧や糖尿病などを有している認知症の人も多いので、これらの身体疾患の治療薬を、規則正しく長期的に服薬することも大切です。体の状態が悪いとBPSDも悪化する可能性が指摘されています。

以前のメルマガでも、GPS付きの靴GSPの入ったお守りワイヤレスイヤホンマイクIH簡易パルスオキシメータ等を活用したケア体験をご紹介しました。認知症の人のケアに、どのようなグッズが役立ち、どのようなグッズの使用には工夫が必要なのか、などの情報も皆さんと共有したいと思っています。グッズをうまく活用できた/できなかったケア体験の投稿も宜しくお願い申し上げます。

それでは、また来週。

数井裕光
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