マネさんの投稿:妻を他人と間違える・・(第253報)

配信日: 2020年11月16日

皆さん、こんにちは。

本日は75歳、男性、要介護2のレビー小体型認知症の人のケア体験をご紹介します。今回も「驚いた!!、そんな方法があるのか!!」の顔スタンプを、つけていただいています。

「妻を他人と間違える」という状況に対して、「(妻が)帰ってきた時に、『ただいま』と言うようにする。それでも他人と錯覚した時は、改めて玄関から入り、『ただいま』と言った」ところ、うまくいったとのことです。

レビー小体型認知症の人に早期から起こりうる人物を誤認するという症状だと思います。誤認した時には、家族であることを説明し続けるよりは、一度、その場を離れて、場面をリセットするような対応法の方がよいと、これまでのメルマガでも紹介させていただきました。

しかし今回の対応法は、一歩進んだ「予防する方法」だと思います。誤認しやすくなったレビー小体型認知症の人に対して、「ただいま」という声で、ご家族であることを認識してもらうのです。レビー小体型認知症の人の誤認は、幻視や錯視と同様に、視覚認知障害の影響が大きいと考えられます。そこで視覚的に誤認してしまう前に、保たれている聴覚認知の経路を使って正しく認知してもらおうという方法だと解釈できます。レビー小体型認知症の人の残存機能を活用した、理にかなった対応法だと思います。

本人の世界に合わせた行動や言動をすることで、症状の悪化は予防できる」と心強いコメントもいただいています。

今回の対応法が、多くの認知症(レビー小体型認知症)の人に有効かどうか、是非とも知りたいと思います。「うまくいった」、「うまくいかなかった」に関わらず、皆様からの投稿をお待ち申し上げます。

それでは、また来週。

数井裕光
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