マネさんの投稿:物盗られ妄想・・(第247報)

配信日: 2020年10月5日

皆さん、こんにちは。

先週のメルマガでの私のお願いに対するケア体験の投稿ありがとうございます。また「対応方法を教えて!!」のお困りごとに対する投稿もありがとうございます。

さて、本日は、84歳、女性、要介護4のレビー小体型認知症の人のケア体験をご紹介します。

入所されている施設で、夕方に「物盗られ妄想」が出現したとのことです。そこで「一緒に探す」という対応をしたところ、うまくいったとのことです。

マニュアル本にも書かれている、とてもよく行われている対応法だと思います。

しかし先日、以下のようなお話を聞きました。ご本人が置き忘れた物を探している時に、ご家族が、物盗られ妄想に発展しないようにと思い、「一緒に探そう」とお声かけして、そのようにし始めたとのことです。そうしたらご本人が、「これ以上探すのはしんどいから、見つけて渡して欲しい」と言われたとのことです。

「物盗られ妄想」が、まだ出現していない人、軽い人については、「一緒に探す」という対応法が、辛いこともあるのだと私知りました。この方のように、ご本人が望まれる対応を自ら言っていただけると私たちも支援しやすいですね。

さて、本日は、あらためて「物盗られ妄想」に対して「一緒に探す」という対応をされたケア体験の投稿を募集いたします。とてもよく行われている対応法だからこそ、様々な原因疾患の、様々な重症度の人のケア体験を蓄積して、成功率の精度を向上させたいと思いました。「うまくいった」、「うまくいかなかった」に関わらず、皆様の投稿をお願い申し上げます。

第28回日本精神科救急学会学術総会がついに今週末になりました。
私も「発現機序に基いた認知症の行動・心理症状に対する治療 -精神科救急の視点も含めて-」のタイトルで会長講演をする機会をいただいております。
本学会はウエブ開催ですので、共催セミナーと一般演題以外の全ての講演とシンポジウムを録画して、本年11月11日(水)24時まで視聴できるようにいたします。
ご興味のある方は、こちらをご参照ください。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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