ちびちゃんさんの投稿:暑いのにエアコンを拒否・・(第242報)

配信日: 2020年8月31日

皆さん、こんにちは。

本日は、90歳、女性、要介護5の血管性認知症の人のケア体験をご紹介します。

入所されている施設の自室での出来事で、「暑いのに、窓の開閉も、エアコンを入れる事も拒否」するという状況に対して、「『これ空気清浄機だから入れさせてね』と、施設のスタッフさんが声をかけて、エアコンを入れてくれた」ところ、うまくいったとのことです。

「元々、健康志向だったので、空気がキレイになるならと思ったみたい」と、うまくいった理由を加筆してくれています。

近年、とても暑い夏が続いているので、認知症の人の熱中症対策は特に重要です。これまでにも多くのケア体験が投稿され、メルマガでもご紹介しました。今回の対応法は比較的、簡便なので、多くの人の参考になると思いました。

ただし、今回の対応法は、「ご本人に嘘をつく」という要素を含んでいるので、抵抗感を持つ方がおられると思います。しかし熱中症は、命に危険が及ぶ可能性もあるため、早急に対策をとりたい状況です。「穏やかに、丁寧に、エアコンを使用する必要性を説明する」などの対応法を繰り返しても、うまくいかない時にはやむを得ないと思います。ただし、この「嘘」が他の悪い状況につながらないことは確認しておきたいです。

「専門家であるスタッフさんが、本人の体のために、空気を清浄にする必要があると考えた」と、ご本人が理解した可能性もあると思いました。もしそうであるならば、家族が同様の声かけをし、スイッチを入れても、うまくいく確率は低いかもしれません。また認知症が軽い人の場合は、空気清浄機でないことがわかり、うまくいかないかもしれません。逆に「空気清浄機」という単語は、体の健康を気にする高齢者には受け入れていただきやすいかもしれません。このように色々想像できますが、実際はどうなのでしょうか?「うまくいった」、「うまくいかなかった」に関わらす、投稿をよろしくお願い申し上げます。

それでは、また来週。

数井裕光
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