マネさんの投稿:幻視を恐れる ・・(第237報)

配信日: 2020年7月27日

皆さん、こんにちは。

少し前に、幻視を恐れていないレビー小体型認知症の人のケア体験をご紹介しましたが、今回は幻視を恐れている、68歳、男性、要介護1のレビー小体型認知症の人のケア体験をご紹介します。

「幻視を受けとめられず恐れていた」ので、「傾聴し、ご本人の気持ちを受け入れながら、私には見えないが、病気で出現しているためだと説明した」ところ、うまくいったとのことです。

「ご本人の辛さを理解し、寄り添うことが大切である一方、本人の話に巻き込まれない対応も必要」と加筆していただいています。ケアする人が、落ち着いて冷静に対応することが大切なのですね。

さらに「病気・症状の理解、本人の生活歴、病院・家族・施設職員の連携が大切」と加筆していただいています。ご本人に関わる全ての人が、レビー小体型認知症には、幻視という症状が出現しやすくなることを知って、さらにご本人のご性格やこれまでの生活、職業、お立場などを考慮した話し方で、「病気のために見えているので、実在しないのです。だからご本人に危害を加えることはないのです」と統一した説明をすることが大切なのですね。特に、全ての人が同じ説明をする効果は、大きいように思います。

一度の説明では、覚えてもらえない場合もあると思います。しかしレビー小体型認知症の人の記憶障害は、比較的軽度なので、何度か繰り返し説明すると、覚えてもらえると思います。繰り返し説明する際にも、「ご本人の辛さを理解し、寄り添い、かつご本人の話に巻き込まれない対応」は、大切だと思います。

私も今回のような説明を、幻視を恐れているレビー小体型認知症の人によくします。そしてうまくいくことが多いように感じています。しかし、実際はどうなのでしょうか。私も奏功確率を知りたいので、同様のケア体験をお持ちの方は、うまくいった、うまくいかなかったに関わらず、投稿をお願い申し上げます。

それでは、また来週。

数井裕光
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