ポムムさんの投稿:食事の拒否 ・・(第236報)

配信日: 2020年7月20日

皆さん、こんにちは。

本日は、83歳、女性、要介護1のレビー小体型認知症の人のケア体験をご紹介します。

入所している施設で、「食事の声かけをするが、拒否する」という状況に対して、「本人が自室から出てきた際に、鍵をかける」という対応で、うまくいったとのことです。

この文章だけでは、やや状況がわかりにくいですが、「鍵をかける事により、自室が開かないとわかると食堂へ来てくれる。一度食堂に来れば自室に戻ってしまう事はほとんど無く、スムーズに食事摂取し、手伝いなどもしてくれる」と追記していただいています。

「鍵をかけて、自室に戻れなくすることは、ご本人の自由な行動を制限していることになるのでは・・」と危惧される読者もおられるかもしれません。

この投稿で、私は、やまちゃんさんの投稿を思い出しました。メルマガでもとりあげましたが、「ご本人が玄関から外に出て行かれるため、玄関につながる廊下に、壁と同じ色のカーテンをつけることで、外に出て行かなくした」という対応法です。この対応法は、「閉じ込め」とも考えられるので、使用の際には十分な検討が必要です。しかし「知らない間に外出し、徘徊する」という行動は、ご本人が、事故などに巻き込まれ命を落とす危険性、線路に立ち入る等して多くの人の迷惑になる可能性等があるため、早急に実施できる確実な方法として、やむを得ない場合もあると思います。

毎食の摂食不良も、早急な対応をとりたい症状です。今回の投稿は、本人の混乱等を生じさせることなく、うまくいく成功事例として重要だと思います。ポムムさんは、経験豊かなプロフェッショナルとお見受けしております。スタッフ内での十分な検討なども経た後に、今回の対応法を慎重に実践されたのだと思います。

ちえのわnetは皆様からの投稿で成り立っています。引き続き、ケア体験の投稿、宜しくお願い申し上げます。

それでは、また来週。

数井裕光
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