けんけんさんの投稿:日中寝ていることが多くなった・・(第208報)

配信日: 2020年1月6日

皆さん、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

この年末年始に、認知症ちえのわnetの総閲覧数が50万を、総訪問者数が20万人を越えました。これまで本サイトを閲覧していただいた皆様に感謝申し上げます。

さて、本日は、81歳、女性、要介護1のアルツハイマー病の人のケア体験をご紹介します。

「自分からできる家事がほとんどなくなり、日中寝ていることが多くなった」とのことです。これに対して、「数字が好きだったのでナンプレを渡した」ところ、うまくいったとのことです。

うまくいった理由を書く欄に「得意だったこと、好きだったことには再度興味を持てた」と、閲覧者に伝えたいことなどを書く欄に「何時間でも起きるようになった」と加筆していただいています。

認知症の人に、ナンプレは難しく、興味を持てないのではないかと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではないのですね。私も以前、アルツハイマー病になっても、将棋が強かった人を担当したことがあります。

また、ほぼ同時に、「入居してからあまり話をされないままであった」という状況に対して、「サニーレタスのプランター栽培を一緒に行った」ところ、うまくいったというケア体験も届きました。閲覧者に伝えたいことなどを書く欄に「農業をしていたことに着目した」と加筆していただいています。

両ケア体験で共通していることは、「かつて行っていた慣れ親しんだ活動に誘った」という点だと思います。

意欲低下は、日常生活活動の拒否につながったり、筋力低下、歩行不安定など身体面に悪影響を及ぼしたりする重要な症状です。今回の対応法が、皆様のご参考になれば幸いです。そして、うまくいった、いかなかったに関わらず、ケア体験としてご投稿いただければ、さらにありがたく思います。

以下は事務局からのご連絡です。

認知症ちえのわnet関係者一覧を更新しました。

来年、日本精神科救急学会学術総会を高知市で行います。

「対応方法を教えて!!」は、介護する人たちが、どのような症状に困っているのかを知ることができる大切なコーナーであるため、私はとても重視しています。困っている「症状のカテゴリー」と「内容」を入力していただくのみで、認知症の人に対する情報、その他の入力は必要がない、非常に簡単なコーナーですので、皆様の投稿をお待ち申し上げております。

認知症ちえのわnetでは、「頻度の多い症状に対する、よく行われている対応法」の奏効確率(成功率)を、今後より一層、明らかにしていきたいと思っています。また奏効確率(成功率)の信頼性を高めるために、それぞれの「症状と対応法」のセットを100件ずつ、集めていきたいと思っています。皆様のご投稿をお願い申し上げます。

ある認知症の人の同じ症状に対して、同じように対応しても、うまくいった時とうまくいかなかった時とがあると思います。そこで、ちえのわnetには、お一人の認知症の人の同じ症状に対して同じ対応を行ったケア体験を10回分くらいずつ投稿していただきたいと思っています。うまくいった時には「うまくいったケア体験として」、「うまくいかなかった時には」うまくいかなかったケア体験として。

繰り返し投稿していただく際には、投稿する直前に一度、「下書きとして保存」していただくと、次の投稿の際に、この「下書き」が利用できますので、簡便に繰り返し投稿が出来ます。よろしくお願い申し上げます。

「認知症ちえのわnet」の投稿法の解説を改訂しました。「場所と時間」からの集計結果の閲覧はこちらです。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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