みきゃんちゃんさんの投稿:夜間の尿失禁(対応方法を教えて!!への回答)・・(第203報)

配信日: 2019年12月2日

皆さん、こんにちは。

本日は「対応方法を教えて!!」のコーナーに投稿された「困った状況」への回答として、投稿されたケア体験をご紹介します。

gonさんは「尿失禁に紙パンツで対応しているが、横向きに眠る習慣があり、夜間の排尿が漏れてしまう」という状況に困っていました。この状況に対して、みきゃんちゃんさんは、投稿を通して、対応法を提案してくれました。

87歳、女性、要介護2のアルツハイマー病の人にとられた対応で、「夜間のみ、本人に説明し、おむつを着用し、尿意の訴えがあればトイレに誘導した」ところ、うまくいったとのことです。

みきゃんちゃんさんは、もう一つ、同じ認知症の人のうまくいかなかったケア体験を投稿してくれています。夜間のみ吸収量の多い大きなパットの利用では駄目だったとのことです。

紙パンツ、大きなパット、おむつでこのように違いがあるのですね。これはケアの専門家でないとわからないと思います。認知症のケアにおいては、ケアの専門家、ご家族、医療者の協同が必要だと、つくづく思います。

私は、大阪大学に在籍していた時に、ご縁があり、兵庫県川西市・猪名川町で、「つながりノート」を利用した認知症診療・ケア連携活動に参加させていただきました。この活動の中で、毎月1回、川西市/猪名川町で認知症の学習会が開催されました。この学習会には、両市民町民であれば誰でも参加でき、家族介護者、ケアの専門家、ボランティア、医師会・歯科医師会・薬剤師会の先生方、行政職員、認知症専門医が参加していました。この会では、ご家族の困っていることに対して、それぞれの専門の立場から知恵を出し合っていました。私は、診察室では学べない多くのことを学びましたが、特に、ご家族の様々なニーズを知ることができました。

認知症ちえのわnetも、皆の知恵を出し合うとともに、ニーズを知りあう場にもしたいと思っています。ケア体験の投稿とともに「対応方法を教えて!!」へのご投稿もよろしくお願い申し上げます。

以下は事務局からのご連絡の再掲です。

AMEDシンポジウム2019―医療研究が未来を変える―が開催されます。

来年、日本精神科救急学会学術総会を高知市で行います。

「対応方法を教えて!!」は、介護する人たちが、どのような症状に困っているのかを知ることができる大切なコーナーであるため、私はとても重視しています。困っている「症状のカテゴリー」と「内容」を入力していただくのみで、認知症の人に対する情報、その他の入力は必要がない、非常に簡単なコーナーですので、皆様の投稿をお待ち申し上げております。

認知症ちえのわnetでは、「頻度の多い症状に対する、よく行われている対応法」の奏効確率(成功率)を、今後より一層、明らかにしていきたいと思っています。また奏効確率(成功率)の信頼性を高めるために、それぞれの「症状と対応法」のセットを100件ずつ、集めていきたいと思っています。皆様のご投稿をお願い申し上げます。

ある認知症の人の同じ症状に対して、同じように対応しても、うまくいった時とうまくいかなかった時とがあると思います。そこで、ちえのわnetには、お一人の認知症の人の同じ症状に対して同じ対応を行ったケア体験を10回分くらいずつ投稿していただきたいと思っています。うまくいった時には「うまくいったケア体験として」、「うまくいかなかった時には」うまくいかなかったケア体験として。

繰り返し投稿していただく際には、投稿する直前に一度、「下書きとして保存」していただくと、次の投稿の際に、この「下書き」が利用できますので、簡便に繰り返し投稿が出来ます。よろしくお願い申し上げます。

「認知症ちえのわnet」の投稿法の解説を改訂しました。「場所と時間」からの集計結果の閲覧はこちらです。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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