こなつさんの投稿:同じことを何度も聞く・・(第202報)

配信日: 2019年11月25日

皆さん、こんにちは。

本日は、74歳、女性、要介護1のアルツハイマー病の人に関するケア体験をご紹介いたします。

「同じことを何度も聞く」という症状に対して、「毎朝訪問し、一日の予定を書いたメモを見えるところに貼った」ところ、うまくいったとのことです。

アルツハイマー病の人に記憶障害は必発ですが、その程度は様々です。軽症の段階では、ある程度覚えることができます。

今回のケア体験では、「一日の予定を書いたメモを、家族が毎日書いてくれて、これをある決まったところに貼ってくれている」ということを、ご本人が覚えることができて、「わからなくなった時には、それを見れば大丈夫」と思えるようになったことが、うまくいった理由ではないかと思います。

朝に、そのメモを見て、1日のスケジュールを本人が覚えるのは難しいかなと思うからです。

「毎日、家族がメモを貼るために来てくれる」ということ自体が安心感をもたらした、このメモを貼る時に、ご家族が「ここに貼っておくから、『大丈夫よ』とお言葉を添えている」と想像もしました。これらも、うまくいったことに寄与しているのではないかと思いました。

「同じことを何度も聞く」はとても多い症状です。今回の対応法が、どのような原因疾患の、どのような要介護度の人なら、どの程度の成功率になるのか、知りたいですね。皆様のケア体験のご投稿をよろしくお願い申し上げます。

以下は事務局からのご連絡の再掲です。

来年、日本精神科救急学会学術総会を高知市で行います。

「対応方法を教えて!!」は、介護する人たちが、どのような症状に困っているのかを知ることができる大切なコーナーであるため、私はとても重視しています。困っている「症状のカテゴリー」と「内容」を入力していただくのみで、認知症の人に対する情報、その他の入力は必要がない、非常に簡単なコーナーですので、皆様の投稿をお待ち申し上げております。

認知症ちえのわnetでは、「頻度の多い症状に対する、よく行われている対応法」の奏効確率(成功率)を、今後より一層、明らかにしていきたいと思っています。また奏効確率(成功率)の信頼性を高めるために、それぞれの「症状と対応法」のセットを100件ずつ、集めていきたいと思っています。皆様のご投稿をお願い申し上げます。

ある認知症の人の同じ症状に対して、同じように対応しても、うまくいった時とうまくいかなかった時とがあると思います。そこで、ちえのわnetには、お一人の認知症の人の同じ症状に対して同じ対応を行ったケア体験を10回分くらいずつ投稿していただきたいと思っています。うまくいった時には「うまくいったケア体験として」、「うまくいかなかった時には」うまくいかなかったケア体験として。

繰り返し投稿していただく際には、投稿する直前に一度、「下書きとして保存」していただくと、次の投稿の際に、この「下書き」が利用できますので、簡便に繰り返し投稿が出来ます。よろしくお願い申し上げます。

「認知症ちえのわnet」の投稿法の解説を改訂しました。「場所と時間」からの集計結果の閲覧はこちらです。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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