ハナミズキさんの投稿:トイレの場所がわからず混乱・・(第193報)

配信日: 2019年9月23日

皆さん、こんにちは。

認知症ちえのわnetは、多くの皆様のご協力を得て運営しています。この度、関係者一覧を更新いたしました。

さて、本日は、72歳、女性、要介護3のアルツハイマー病の人のケア体験をご紹介いたします。

施設に入所されており、「夜、または夜中に、自室からトイレの場所が分からず、混乱を招いている」という状況に対して、「自室からトイレまでの動線に、目印を施した(テープを床に貼った)」ところ、うまくいったとのことです。

ハナミズキさんは、この認知症の人が、この状況になった時に、この対応法を7回実践して、7個のケア体験として投稿してくれています。その中には、うまくいかなかったケア体験もあります。

うまくいかなかった時には、「体調不良、尿意切迫があった」、「身体症状などに対し悲観的な発言が聞かれ、情緒不安定な状態であった」、「他者とのトラブルがあり、気分が不安定なまま、夜を迎えてしまった」などの理由があったようです。逆に、うまくいった時は、「午前中にご家族の面会があり、一日を通して穏やかに過ごされていた」とのことです。

要介護3というように認知症が進んでくると、その時の精神・身体状態が、「ある対応法が奏効するか、奏効しないか」に影響を与える可能性が高くなるように感じました。

今回の認知症の人にとって、今回の対応法の奏効確率は、57%となります。同じ認知症の人の同じ状況に対して、同じ対応法を実践しても、うまくいく時といかない時とがあります。認知症ちえのわnetでは、ハナミズキさんのご投稿のように、複数回実施した結果を複数個のケア体験として、ご投稿していただきたいと思っています。そしてこのような複数個のケア体験を、多くの皆様からいただき、積み上げていきたいと思っています。繰り返し投稿していただく際には、投稿する直前に一度、「下書きとして保存」してください。次の投稿の際に、この「下書き」を利用すると、簡便に繰り返し投稿が出来ます。よろしくお願い申し上げます。

以下は事務局からのご連絡の再掲です。

現在、特定ケア体験の集中投稿をお願いしております。

認知症ちえのわnetでは、「頻度の多い症状に対する、よく行われている対応法」の奏効確率(成功率)を、今後より一層、明らかにしていきたいと思っています。また奏効確率(成功率)の信頼性を高めるために、それぞれの「症状と対応法」のセットを100件ずつ、集めていきたいと思っています。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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