けんけんさんの投稿:息苦しい・声が出にくい・・(第185報)

配信日: 2019年7月29日

皆さん、こんにちは。

オール四国で、認知症フォーラムが開催されます。ご案内申し上げます。

さて、本日は63歳、女性、要介護1の前頭側頭型認知症の方のケア体験をご紹介いたします。

「不安になると、息苦しさや声の出にくさを訴える」という状況に対して、「簡易パルスオキシメータを購入し、息苦しさがでると測定して数値で示した」ところ、うまくいったとのことです。

コメント欄に「息苦しさのたびに家族は『大丈夫』と伝えていたが、頻度が増えて対応が難しくなっていた。医療者からの提案で、パルスオキシメータで測定して数値を見てもらい、大丈夫だということを伝えることで、安心できるようになり、息苦しさの頻度が少なくなっている」と加筆していただいています。

前頭側頭型認知症は行動の修正が困難なことが多い疾患ではありますが、記憶障害は通常、軽く、「正常値であったことを覚えられるため」、医療機器の使用の有効性が高いのかもしれないと思いました。またこの方が要介護1で軽症であったことも、うまくいった理由のように思います。

様々な原因疾患、重症度の方の結果も知りたいので、ご投稿をお願い申し上げます。

パルスオキシメータはそれなりの値段がするので、このケア体験のように、まずは病院などで試してもらい、効果があるとわかってから購入する方がいいですね。

「ガスコンロを消し忘れる」という起きたことに対して、「電気ケトルにかえる」という対応法で「うまくいかなかった」ケア体験の投稿には、「認知機能障害がもっと軽度のうちに、電気ケトルに慣れてもらった方がよかった」とコメントされています。

なお、パルスオキシメータの詳しい情報を知りたい方は、このサイトがお役に立つと思います。

以下は事務局からのご連絡の再掲です。

現在、特定ケア体験の集中投稿をお願いしております。

認知症ちえのわnetでは、「頻度の多い症状に対する、よく行われている対応法」の奏効確率(成功率)を、今後より一層、明らかにしていきたいと思っています。また奏効確率(成功率)の信頼性を高めるために、それぞれの「症状と対応法」のセットを100件ずつ、集めていきたいと思っています。皆様のご投稿をお願い申し上げます。

ある認知症の人の同じ症状に対して、同じように対応しても、うまくいった時とうまくいかなかった時とがあると思います。そこで、ちえのわnetには、お一人の認知症の人の同じ症状に対して同じ対応を行ったケア体験を10回分くらいずつ投稿していただきたいと思っています。うまくいった時には「うまくいったケア体験として」、「うまくいかなかった時には」うまくいかなかったケア体験として。

繰り返し投稿していただく際には、投稿する直前に一度、「下書きとして保存」していただくと、次の投稿の際に、この「下書き」が利用できますので、簡便に繰り返し投稿が出来ます。よろしくお願い申し上げます。

「認知症ちえのわnet」の投稿法の解説を改訂しました。「場所と時間」からの集計結果の閲覧はこちらです。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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