みきゃんちゃんさんの投稿:何度も席から立ちあがり落ち着かない・・(第182報)

配信日: 2019年7月8日

皆さん、こんにちは。

本日は86歳、女性、要介護3のアルツハイマー病血管性認知症が合併している方のケア体験をご紹介いたします。

「何度も席から立ちあがり落ち着かない」という状況に対して、「トイレに一緒に行った」ところ、うまくいったとのことです。

尿意が、落ち着かない行動の原因となりうることは、多くのマニュアル本に書かれていると思います。しかし、この対応法がどのくらいの成功率でうまくいくのかについては、案外知られていないのではないでしょうか。今回のケア体験は、「落ち着かない行動」に対する「トイレへの誘導」という対応法の成功率を皆さんと一緒に明らかにする契機となるものだと思います。

皆さんからの、この症状に対する、この対応法のケア体験のご投稿をお願い申し上げます。

今回のケア体験には、「前回のトイレの時間を確認」、「いつもより少しトイレの間隔が短かった」と記載されています。みきゃんちゃんさんも、尿意が原因かと考えつつも、前回の排尿からあまり時間が経っていないため、可能性は高くないかも・・と思われながら誘導したのかもしれませんね。

今回の認知症の方は、要介護3とある程度進行されていること、排尿障害、運動機能低下、自発性低下が起こりやすい血管性認知症を合併されていることなどから、適切な排尿行動をとることが特に苦手だったのかもしれません。従って、アルツハイマー病単独の方、要介護度が低い方よりは、尿意が、落ち着かない行動の原因となる確率が高かったのかもしれません。

ちえのわnetでは原因疾患別、要介護度別の成功率を明らかにしたいと思っていますので、異なる原因疾患、異なる要介護度の方のケア体験のご投稿もお願い申し上げます。

みきゃんちゃんさん、興味深いケア体験をいつも数多くご投稿いただきありがとうございます。とても感謝しております。

以下は事務局からのご連絡の再掲です。

7月23日(火)から26日(金)まで、メンテナンス作業のために、ちえのわnetにアクセスできなくなる可能性があります。ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

認知症ちえのわnetでは、「頻度の多い症状に対する、よく行われている対応法」の奏効確率(成功率)を、今後より一層、明らかにしていきたいと思っています。また奏効確率(成功率)の信頼性を高めるために、それぞれの「症状と対応法」のセットを100件ずつ、集めていきたいと思っています。皆様のご投稿をお願い申し上げます。

ある認知症の人の同じ症状に対して、同じように対応しても、うまくいった時とうまくいかなかった時とがあると思います。そこで、ちえのわnetには、お一人の認知症の人の同じ症状に対して同じ対応を行ったケア体験を10回分くらいずつ投稿していただきたいと思っています。うまくいった時には「うまくいったケア体験として」、「うまくいかなかった時には」うまくいかなかったケア体験として。

繰り返し投稿していただく際には、投稿する直前に一度、「下書きとして保存」していただくと、次の投稿の際に、この「下書き」が利用できますので、簡便に繰り返し投稿が出来ます。よろしくお願い申し上げます。

「認知症ちえのわnet」の投稿法の解説を改訂しました。「場所と時間」からの集計結果の閲覧はこちらです。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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