センター長さんの投稿:病院に行かない・(第180報)

配信日: 2019年6月24日

皆さん、こんにちは。

7月23日(火)から26日(金)まで、メンテナンス作業のために、ちえのわnetにアクセスできなくなる可能性があります。ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

さて、本日は93歳、女性、これから介護保険を利用しようとご家族が考えたため、受診が必要となった認知症の人のケア体験をご紹介いたします。

先週のメルマガと同じく、「病院に行かない」という状況に対してですが、本日、ご紹介するケア体験では、「息子さんのために『同居の母(本人)の健康診断が必要なので』と説明したとのことです。そしてうまくいったとのことです。

なかなか動いていただけない人でも、「家族のために」という情動に働きかけるお声掛けは有効なことが多いです。認知症ちえのわnetにも、お孫さんのためなど、適切な情動の喚起を活用することで、うまくいったケア体験が投稿されています。

先週と同様、「健康診断」という単語も受診に対する抵抗を減らした可能性があると思います。

在宅介護サービスの利用は、ご本人の活動性を維持し、施設入所あるいは他界を遅らせる可能性が、報告されています。またBPSDの予防、軽減にも介護サービスの利用は有効だと思っています。私たちは、どのようなBPSDに対してどのような介護サービスが有効であるかを報告し、さらに「BPSDに有効な介護サービス調査結果」として公開しています。少しの登録作業が必要ですが、ご活用いただけたら幸いです。

以下は事務局からのご連絡の再掲です。

認知症ちえのわnetでは、今回のケア体験のような、「頻度の多い症状に対する、よく行われている対応法」の奏効確率(成功率)を、今後より一層、明らかにしていきたいと思っています。
また奏効確率(成功率)の信頼性を高めるために、それぞれの「症状と対応法」のセットを100件ずつ、集めていきたいと思っています。皆様のご投稿をお願い申し上げます。

ある認知症の人の同じ症状に対して、同じように対応しても、うまくいった時とうまくいかなかった時とがあると思います。そこで、ちえのわnetには、お一人の認知症の人の同じ症状に対して同じ対応を行ったケア体験を10回分くらいずつ投稿していただきたいと思っています。うまくいった時には「うまくいったケア体験として」、「うまくいかなかった時には」うまくいかなかったケア体験として。

繰り返し投稿していただく際には、投稿する直前に一度、「下書きとして保存」していただくと、次の投稿の際に、この「下書き」が利用できますので、簡便に繰り返し投稿が出来ます。よろしくお願い申し上げます。

「認知症ちえのわnet」の投稿法の解説を改訂しました。「場所と時間」からの集計結果の閲覧はこちらです。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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