みきゃんちゃんさんの投稿:息子がおるから見に行く・・(第178報)

配信日: 2019年6月10日

皆さん、こんにちは。

先週、仙台市で開催された日本老年学会総会で、多くの皆様に「認知症ちえのわnet」を知っていただけました。ありがとうございました。

さて、本日は92歳、要介護1の女性、アルツハイマー病の方に関するケア体験をご紹介します。施設に入所されている方で、「『そこを出たとこに息子がおるから見に行かないと』と、繰り返し言われ、リビング内をうろうろと歩かれる」という行動があったとのことです。施設や病院ではしばしば観察される場面だと思います。

この行動に対して、まず、「息子さんがいるか、代わりに見に行ってきて伝えます」と言ったが「うまくいかなかった」とのことです。そこで、「一緒に玄関まで行って、外に息子さんがいないことを確認し、その後リビングに戻った」ところ、うまくいったとのことです。

ご本人に納得していただくためには、言葉による説明だけでは不足で、実際にご本人に確認(体験)していただくことが大切なのですね。しかし不安がとても強いなどのために、ご本人が確認しても、ご納得いただけない場合もあると思います。今回の2つの対応法の奏効確率を知りたいと思いますので、ケア体験のご投稿をよろしくお願い申し上げます。

事務局からのご連絡の再掲です。

認知症ちえのわnetでは、今回のケア体験のような、「頻度の多い症状に対する、よく行われている対応法」の奏効確率(成功率)を、今後より一層、明らかにしていきたいと思っています。
また奏効確率(成功率)の信頼性を高めるために、それぞれの「症状と対応法」のセットを100件ずつ、集めていきたいと思っています。皆様のご投稿をお願い申し上げます。

ある認知症の人の同じ症状に対して、同じ対応を行っても、うまくいった時とうまくいかなかった時とがあると思います。そこで、ちえのわnetには、お一人の認知症の同じ症状に対して同じ対応を行ったケア体験を10回分くらいずつ投稿していただきたいと思っています。うまくいった時には「うまくいったケア体験として」、「うまくいかなかった時には」うまくいかなかったケア体験として。繰り返し投稿していただく際には、投稿する直前に一度、「下書きとして保存」していただくと、次の投稿の際に、この「下書き」が利用できますので、簡便に繰り返し投稿が出来ます。よろしくお願い申し上げます。

「認知症ちえのわnet」の投稿法の解説を改訂しました。「場所と時間」からの集計結果の閲覧はこちらです。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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