こなつさんの投稿:薬を飲み忘れる・・(第168報)

配信日: 2019年4月1日

皆さん、こんにちは。
高知は暖かく、桜もきれいになってきました。
新年度もちえのわnetを、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、本日は66歳、女性、要介護3の血管性認知症の方に関するケア体験をご紹介します。

「薬を飲み忘れる」という症状に対して、「薬ボックスを利用し、飲んだらノートに記載してもらう」ようにしたところ、うまくいかなかったとのことです。

一方、「薬ボックスを利用し、手渡す。飲んだらノートに記載する」ようにしたところ、うまくいったとのことです。

血管性認知症の人の記憶障害は、記憶の形成に重要な脳の領域である海馬(かいば)や視床(ししょう)などに脳梗塞や脳出血が起こっていなければ、比較的軽いと言われています。そのため薬ボックスの利用も有効ではないかと思いました。U2さんは、記憶の形成に重要なこれらの脳領域に脳梗塞などがあったのか、それとも要介護3という重症度のためなのか、薬ボックスの利用だけではうまくいかなかったようです。

薬の定期的な服用は、認知症を悪化させないために重要です。「薬の手渡し」は最終的な手段だと思いますが、全ての認知症の人に、毎日、毎服用時にできるものではありません。比較的、簡便で、有用な服薬支援の方法を皆で、共有することは、とても大切なことです。ご投稿を是非ともお願い申し上げます。

事務局からのご連絡の再掲です。

「認知症ちえのわnet」の投稿法の解説を改訂しました。また集計結果を更新しました。「場所と時間」からの集計結果の閲覧はこちらです。

それでは、また来週。

数井裕光
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