マネさんの投稿:自宅がゴミ屋敷・・(第382報)

配信日: 2023年5月8日

皆さん、こんにちは。

本日は、84歳、女性、要介護2のアルツハイマー病の方のケア体験をご紹介します。

「自宅がゴミ屋敷となっているが、訪問拒否が強く、掃除のヘルパー訪問サービス開始ができない」という状況に対して、「拒否が強いため、『お弁当の配達にヘルパーが来てくれる』と言い方を変えた」ところ、うまくいったとのことです。

「掃除が出来ないことを過去に家族に非難された」ことがあり、「汚れた部屋を誰にも見られたくなかった」というお気持ちがわかりました。そこで、あえて掃除やお部屋のことには触れず、お食事の話題から入ることで、「すんなり物事が運び、週2回の訪問が可能になった」のだと思います。

「少し言い方を変えることで」、たぶん、周囲の人達が驚くほど簡単に、状況が打開できたのだと思います。しかし「一人だけで考えると良い答えが出ないことが多い」ため、「家族、事業所等みんなで考えると良い答えが出る時があります」の通り、皆で話し合うことが大切だと思います。そのためにも、先週のメルマガでコメントしたようにケアの専門家を身近な存在にすることが、第一歩だと思います。

本日は、今日の一言があります。

以前からお願いしているアンケート調査ですが、5月末日まで延長することになりました。ご協力いただける方は、宜しくお願いします。

それでは、また来週。

数井裕光
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