皆さん、こんにちは。
本日は、95歳、女性、要介護4のレビー小体型認知症の方のケア体験をご紹介します。
「自宅にいても帰宅願望と外出希望を繰り返し落ち着かない」という状況に対して、「車でドライブして本人の行きたい方向に行くを繰り返し、満足するまで付き合った」ところ、うまくいったとのことです。
「本人の行きたい方向にドライブしてたどり着いたところは通所リハビリの事業所でした。明かりが消えており、あきらめて帰ることができた。何か目的はあり、本人には意味のある行動だったと思う」と加筆していただいています。ご本人は、きっと通所リハビリを日頃から楽しみにされているのだろうと思いました。
「満足するまで付き合う」ことが、難しい時もあると思います。しかし「本人にとっての目的があり、意味ある行動」なので、私たちがこれを早く察知することが、ケアのコツなんだろうなと思いました。また95歳と高齢でレビー小体型認知症とのことなので、運動機能も低下している可能性が高いと思いました。そのような方の「外出希望」に対しては、やはりドライブが有効なのだろうと思いました。
本日は、お知らせが一つあります。
それでは、また来週。
数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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