紫陽花さんの投稿:入浴拒否・・(第344報)

配信日: 2022年8月15日

皆さん、こんにちは。

本日は93歳、男性、要介護2のアルツハイマー病の方のケア体験をご紹介します。

「入浴拒否」に対して、「『着ている服を洗濯するから、服を脱いで』と服を脱がし、そのまま風呂場に連れて行く。風呂場では、口頭で指示(湯船に入る、出る、椅子に座る、腕を上げる、など)し、洗髪や体を洗うのは介護者が行う」という一連の対応を実施したところ、うまくいったとのことです。

以前のメルマガでもコメントしましたが、入浴をご本人に意識させないお声かけは有効だと思います。

その上で、ご本人ができる行為とできない行為とをご家族が把握して、個々の動作はできるが適切な順序、タイミングで行えない行為に対しては、ご家族が口頭で指示するという対応法で、出来ない洗髪や体を洗うなどの行為に対しては、ご家族が介助して対応されました。ご家族の観察に基づき、またアルツハイマー病の方は運動機能は維持されるが、遂行機能が障害されやすいという特性にもあった、論理的な対応法だと思いました。

「ええあんばいや」というお言葉から、湯船につかられ気持ちよさそうにされているご本人の様子が想像でき、私も温かい気持ちになりました。適時の入浴には、気持ちのリフレッシュ、感染症の予防など多くの効能があります。「入浴拒否」に対する有効な対応法を皆さんと共有したいと思います。また様々な対応法の有効性は、原因疾患や重症度によって異なると思いますので、「うまくいった/いかなかった」に関わらず、ケア体験の投稿をお願いいたします。

本日は、追加のお知らせが一つあります。

それでは、また来週。

数井裕光
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認知症ちえのわnet運営事務局
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